親に内緒で口座作りたいっす。理由はとりあえず秘密で。作る方法を教えてください。panko先生
まず最初に重要なことを伝えよう。
中学生、高校生などの未成年が銀行の口座を作るには、ご両親の同意は必須だっ!つまり、親に内緒で銀行の口座を作ってはいけない。
例えば楽天さんはこう言っている「20歳未満で未婚のかたは、親権者さまが口座開設を反対された場合、当行に限らず口座を開設することはできません」(参考:楽天銀行FAQ)とな。
。。。
。。。はい。身も蓋もないっすね。。
だから今から言うことは妄想の世界の話だ。気楽に聞き流せ。OKか?
!! OKっす!
はい、LINE風で始まった今回。お送りするのはライターpankoだ。よろしく。
別記事で中学生、高校生におすすめの銀行についての記事があるが、今回は全く別物だ。目的が違う。今回はあくまでも「未成年の銀行口座開設に親の承認は必須だが、ばれない方法を妄想してみる」というものだ。
銀行の口座開設に必要なもの
まず始めに銀行の口座を作るにあたって、基本的に必要なものを整理する。
- 申込書類
- 印鑑
- 本人確認書類
「申込書類」は当たり前だな。店舗だと、書類は置いてある。ネットだと画面上から申し込む。
「印鑑」。。100円ショップのシャチハタはNGだが、象牙の印鑑のような数万円の高い印鑑は必要ない。近所の印鑑屋で数千円の印鑑でOKだ。近所に印鑑屋がなければ、ネットで買えばいい。手頃な値段で売っているinkans.comはおすすめだ。
「本人確認書類」。学生の場合は、『パスポート』か、『マイナンバーカード』や『住民票』になるな。
親にばれるポイントを考える
親にばれるのは何故か?
それは「銀行から、書類が届くから。」
ふむ、銀行から、書類が届くと、確かに親にばれる。
では、「いつ」「どういった書類」が届くのか?
そのタイミングは3つあると考えられる。
- 「口座開設申込を受け付けました。つきましては本人確認書類の提出をお願いします」という書類が送られてくる時
- 「口座開設が完了しました。キャッシュカードをお受け取りください」という書類が送られてくる時
- 定期的な銀行からの書類が送られてくる時
つまりはこの3つのタイミングについて、回避できることを考えればいいわけだ。
本人確認書類の提出
これは方法は2つだな。
「直接店舗に行って、本人確認書類を提出する」か「ネットで本人確認書類を提出する」か。
ここ数年でネットで本人確認書類を提出できるようになった。自宅にいながら銀行の口座開設ができるわけだ。もし『マイナンバーカード』を持っていれば、楽天銀行の口座開設がスマホアプリの写真撮影だけで本人確認書類の提出ができるので、おすすめだ。
問題は次だ。
キャッシュカードの受け取り
ここが最大のネックになる。
キャッシュカードの受け取り
基本的にキャッシュカードは簡易書留(転送不要扱い)で送られてくる。
ポストに投函されるものではない。本人に手渡しされる。だから、対策を打たないと親にばれてしまうわけだ。
この対策は、ものすごく単純に考えれば、書類が届くタイミングを図って、本人が受け取ればいい。
想像してみて欲しい。
書類が届く日を土日にした。タイミングは完璧だ。
今日は朝から待っている。じぃーーーーーっと郵便が届くのを待っている。
2階の窓から、ずっと外を見ている。
お昼を過ぎたが、まだ来ない。
。。。
。。。
きっ、きたっ!!!郵便屋さんが来た!!!!
相手がピンポンを鳴らす前に玄関を飛び出て、偶然を装って受け取ればいい。
「あっ!郵便屋さん!ちょうど出かけるとこでした。郵便物ですか!?」
あほだ。
あほすぎる。スマートじゃない。他の方法をないものか?考えたい。
。。。
キャッシュカードを親に気付かれずに受け取る方法。。どうしたらよいか?
「そもそもキャッシュカードの発行をしない」
まあ、実はそういうこともできる銀行もある。あるが、キャッシュカードが無いとせっかく貯めたお金もおろせない。不便極まりない。却下。
「キャッシュカードを自宅で受け取らない」→「直接、他のところに届けてもらう」
それはできない。必ず届け出した住所でないと郵送はしてくれない。そもそも、代替の郵送先もないだろう。却下。
「キャッシュカードを自宅で受け取らない」→「直接、取りに行く」
お、本人なわけだし、これは良さそうな案だ。
しかし、調査した結果、出来上がったキャッシュカードを取りに来てもらうような運用をしている銀行は見当たらなかった。
が、「キャッシュカードの即時発行」をしている銀行がいくつか見つかった。ざっと調べただけでも、これだけある。
- 三井住友銀行
- 東京三菱UFJ銀行
- りそな銀行
- 京葉銀行
- 名古屋銀行
- 百五銀行
- 福井銀行
- 近畿大阪銀行
- みなと銀行
- 広島銀行
- 山陰合同銀行
- 山口銀行
- もみじ銀行
- 伊予銀行
- 北九州銀行
- 西日本シティ銀行
- 福岡銀行
- 熊本銀行
- 城南信用金庫
- 瀬戸信用金庫
近くに該当する銀行はあるだろうか?
ただ、全店舗で即時発行ができるわけではない点に注意だ。全店舗でできない理由は、即時発行するための高価なマッシーンが必要だから。仕方ない。
例えば三井住友銀行だとこんな感じだ。三井住友銀行のキャッシュカード即時発行店舗について
もう1点。銀行の口座開設は平日の9:00~15:00に来店しなくてはならないこと。最近土日を営業している銀行もあるが、それは資産運用相談などのコンサルティング業務のみ、ひっかけ問題だ。
最後は銀行から定期的に届く郵便物だ。
銀行から定期的に届く郵便物
たいていは銀行口座の開設時に、定期的に届く郵便物は必要かどうかの確認がある。これは「不要」としよう。
なかには銀行の取引ステートメント(取引の記録)の送付を義務付けている銀行もあるので、そういった書類があるかどうか各銀行に確認するしかない。
ただ、銀行から緊急や重要なお知らせは、本人の意思とは関係なく、必ず送付される。この点は留意する必要がある。これは仕方ないと考えるしかない。
まとめ
本当に親に内緒で銀行口座を作りたい場合は、
- 平日の9:00~15:00に
- キャッシュカード即時発行をしている銀行の店舗に直接行って
- 口座開設の手続きをする
「キャッシュカード 即時発行 ●●銀行」と、ググればより詳細な情報を確認できるだろう。
手続きには、「印鑑」と「本人確認書類」は忘れずに。
念のために事前に確認しておくことが望ましい。
そしてその時に、決して「親に内緒で作りたいんですけど。。。」と銀行員に相談してはだめだ。未成年は親に内緒で口座を作ってはいけないからだ。
おっと、妄想が過ぎたね。
最後に。銀行によっては「両親の同意書」が必要だったり、銀行から「確認の電話」があったり、「不意に重要書類が届いたり」する。いつかはバレるものだから、ちゃんとご両親に相談してから、銀行口座開設をしよう。
では
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