***コラム記事です。ノリは軽く。お気軽にご覧ください***
***ドラマ「逃げ恥」第10話の内容に触れますのでまだ見てない方はご注意ください***
逃げ恥の「愛情の搾取」
TBSドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」の第10話の1シーンより
「嘘です。終わりましたっ」!えいっ。と後ろからハグ。。かわいすぎるんですけど
逃げ恥、大好きです!毎週キュンキュンきます。
と思いの丈を吐いたところで、さて。
逃げ恥ことでみくりさん(新垣結衣さん)が、平匡さん(星野源さん)に「愛情の搾取」について断固反対!と強く話をするシーンがありました。
平匡さん(星野源さん)のプロポーズ。これまでは家政婦としてお給料を払っていたところ、結婚すればお給料を払わなくていいから、経済的という内容があり、そのことにショックを受けたみくりさんは、、、
「好きの搾取です!好きならば、愛があれば、なんだってできるだろって。。。。そんなことでいんでしょうか?」
「私、森山みくりは愛情の搾取に、断固として反対します!」
現代社会の難しい課題に切り込みましたね!
これには世間(ニュース、ネット)でも話題になっています。
確かに、みくりさんの言い分もわかります。「家政婦」さん「シッター」さんは立派な職業です。自分の代わりに行ってくれる「家事への対価」として、報酬を支払う。それが結婚すると、0(ゼロ)に!?急に無料、無償?なにか変ですね。
では、単純に妻に家事労働の対価を支払えばよいのか、というとそうでもない。支払う場合、単純な本当の雇用関係になってしまい、それこそ逃げ恥の契約結婚という雇用関係になる。愛ってなんなの?結婚ってなんなの?とよくわからない世界になります。
そもそも家事の対価、価値とはどれほどのものでしょう?
価値換算できるのでしょうか?
家事の対価、価値とは、300万円
内閣府データにありました。2011年時のデータで、結婚していて専業主婦の場合、年間「約300万円」とのこと。
(家庭での家事を価値換算することは難しく、いろいろと計算の考え方があるようですが、その中の一つのOC法のデータをピックアップしています。)
(内閣府。家事活動等の評価について。図表P11の図表12より)
内閣府データを元に考えると、妻だって「300万円」稼いでいるわけですよね。この300万円の働きがあるから、家ではご飯が食べられるし、子供は育つし、すさんだココロを癒されわけです。そう、今の家庭が成り立ってるいるわけですね。
ふむ。
じゃあ300万円払えばいいの?
というのも、なんだか変な感覚がありますよね?
結婚とは、そういうものじゃないですよね。
愛情の搾取問題。どうしていけばいいのでしょうか?
ただ一つの正解なんてありませんから、ここではいくつか具体的な解決策案を出してみます。
解決策1.感謝と思いやりを持とう
結婚とは、何で成り立っているのかと考えた時に、それは「愛」であって、「思いやり」だと思います。
では、旦那さんのアクション!
・旦那さんが内閣府データの資料を読む。300万円。大変だと認識する。
・旦那さんは妻が家で働いてくれていることに感謝する
旦那さんは妻に、「ありがとう」を思う、言葉にする
次に、お嫁さんのアクション!
・お嫁さんは旦那さんの稼ぎを改めて確認する。大変だと認識する。
・お嫁さんは旦那さんが外で働いてくれていることに感謝する
お嫁さんは旦那さんに「ありがとう」を思う、言葉にする
意識する。意識的に思う。言葉にする。それだけで、いろいろと円満に事が運ぶ気がします。
解決策2.夫は自らなるべく家事を手伝う/妻は夫をおだてて家事してもらう(結局、感謝と思いやりのココロ)
まず旦那さん
旦那さんは、家事をなるべく手伝うようにすること。
自らです。風呂掃除?洗濯?洗濯物の取り込み?ゴミ捨て?お皿洗い?料理?部屋の掃除?たっくさんやることはあります。「思いやり」のココロをを持って家事を手伝っていきましょう。
または、
家事をしてくれていることに感謝しましょう。褒めましょう。
「今日も美味しい料理を作ってくれてありがとう」
「え?部屋掃除してくれた?ありがとうー」
「いつもいつもありがとうね」
そしてお嫁さん
旦那さんのごみ捨て。お風呂掃除。たまにやって当たり前。と思わずに(思っても言葉に出さずに)、旦那さんの家事に感謝しましょう。褒めましょう。おだてましょう。
人間なんて単純な生き物です。
多少わざとらしく褒められても、嬉しいもの。
褒められていやな人はいません。
「お風呂掃除してくれるの?わー、ありがとう!助かる」
「え!お皿洗ってくれるの?嬉しいー♪」
「ごみが無くなっている!我が家がきれい!わー」
ちょっと褒めてみましょう。きっと旦那さんはまんざらでもない様子。
もっと褒めてみましょう。がんがん褒めてみましょう。そうして家事をやってもらうのです。(ΦωΦ)フフフ…
おっと、最後はあざとい感じになってしまいました。ただ多少あざとくてもよいのです。幸せとは、奇跡のバランスで成り立っているのではなく、二人の必死の懸命な努力と知恵と工夫をし、バランスを取っているのですから。
解決策3.実際にお金を払う
うん、やっぱり払おう
実際に払うのって、割と新しい視点ですよね?
弁当代はどう?
とはいえ、なんでもかんでもお金を払うのは、やはり気が引けます。例えば弁当代を払うのはどうでしょうか?弁当を作ってくれた時にはお嫁さんに「弁当代500円」を支払うのです。
考え方としては、もともと外食費として500円をコンビニや弁当屋さんに払っていたものを、お嫁さんに変えるだけの発想。つまり無理な出費でもないし、お金が外に出るより家庭内でまわることになり、トータルでは得をすることになります。
また弁当代は家計のやりくりに使うのではなく、お嫁さんの自由にしていいお金とします。これはお嫁さんも嬉しいです。
他にもできそうなものがあるかもしれません。あまりお金、お金してしまうとギクシャクしたり、面倒くさくなってしまいそうで、バランスをとることがポイントかもしれませんね。お互いを思いやりながら。
今日の記事が何かの参考になれば幸いです。
最後はガッキーの恋ダンスをみて和みましょう。踊りましょう。
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