考えてやってみたシリーズ。
台湾、台北旅行編です。
GWに妻と二人で台湾旅行に行くことになりました。
さてお金に関する記事を書いているぼくが実際問題、どんなふうに海外旅行を安くしているか、ご紹介します。ぼくは基本リサーチャーなためなるべく安くしたいので面倒くさいこともしています。それも含めて、参考になることもあるかもしれません!ではいってみましょうー。
とりあえず早く安くする方法だけ、先に見たい方はこちらをクリック。ページ下部のまとめに遷移します。
記事を追加しました。旅行から帰ってきて、実際によく使ったモノやアプリをこちらに纏めました。ご参考まで。
今回の台湾旅行の基本情報
行先は台湾。今回は台北のみ。
旅行期間はGW。5日間。
大人2名。
自宅は関東。つまり飛行機は羽田か成田。
ツアーか格安航空券か
まず最初に考えることは飛行機の手配です。2通りありますよね。
ツアーか
格安航空券による個人手配か。
ツアーとは、格安航空券+ホテルがセットになっているプランです。旅行会社が手配してくれるものです。
格安航空券の場合、個人手配になり、ホテルは自分で別で予約します。
ご存じのとおり、安さを追求する場合は「ツアー」のほうが圧倒的にお得なことが多いです。不思議なことに、ツアーは格安航空券+ホテルがセットなのに、正規の航空券よりも安い場合も多々あります。
ただ経験談では、海外旅行に限っては格安航空券のみ手配(個人旅行)のほうが、ベターなこともあります。特に繁忙期。
つまり面倒くさいのですが、結局のところ、両方調べます。
ようやくですが、具体的なアクションです。
JTBでツアーの価格感を調べる
JTBで「関東→台北」でリサーチ。
JTB
*JTBでなくても構いません。他にはHIS、楽天トラベルなど。
10~11万円 (+延泊料金要) 大人1名、成田―桃園
ん?「+延泊料金要」?
なるほど、4日間のツアーなので5日間にするには1泊延泊が必要だと。あるホテルは8,000円プラス。まあ約1万円プラスですね。
つまり、2017年のGWの相場観は「1人約11~12万円」。2人で約22~24万円。ふむ。
トラベルコちゃんで格安航空券の価格感を調べる
複数の航空会社と提携していて1つのサイトからまとめて最安値を検索してくれるサービスです。昔は一つずつ調べていたので、とても便利になりました。楽ちん。
*トラベルコちゃんでなくても構いません。他にはスカイゲート、スカイチケットなど。
2017/4/29~2017/5/3(5日間)
約5~6万円、大人1名、成田―桃園
2人分だと約10~12万円ですか。なるほど。
個人手配の場合のホテル費用は?
ツアー24万円だとした場合、個人手配でホテルにかけられるお金はいくらでしょう?
ツアー2人分24万円だから、、、飛行機代をひいた残りの金額がホテル代に使えるというわけだから、、、
24万円 - 12万円 = 12万円
この12万円以内にホテル費用を抑えると、ツアーより個人手配のほうがお得ということですね。
ん、台湾5日間のホテルで12万円。。。台湾の物価はまだ調べてないけど、そんなに高いと聞いたことはない。日本のホテルは1人いくらで計算されますが、海外は1部屋いくらで計算されることが主流。台湾がどちらか次第で話が大きく異なります。
はてさて。
調べた結果、台湾は1部屋いくらで計算されます。つまり1泊1万円のホテルに5日宿泊すると、1人でも2人でも5万円。
つまり1万円レベルのホテルにした場合の個人手配は
12万円 + 5万円 =17万円
なんと!ツアーより、5万円安くなります。
飛行機手配の結論
うん、結論。GWの台湾旅行は個人手配のほうがお得ですね。格安航空券、ホテルを別に予約しよう。
(注意)
これはGWだからでしょうね。
試しにGWの2週間後の料金を調べてみた結果は。
ツアーの方が安くなりました。
同様の条件で、ツアーだと2人で約10万円。個人手配だと、飛行機2人約8万円、ホテル5万円、合計13万円。
やはり、普通はツアーが安いですね。
ただ繁忙期はツアーより個人手配の方が安くなることがあることを知っておいて損はないですよ。
しかし、そう簡単にいかないのが現実世界の難しいところ。他にも以下の点を考えなければなりません。
羽田、成田問題
羽田と成田。そりゃあ、羽田の方が近くていいですよね。でもやっぱり、成田の方が安いです。注意点は成田エクスプレス等を使うと特急料金が加わり3千円近く、1時間半かかります。往復を考えると6千円。あまりお得に感じません。お得な解決策は「高速バス」です。東京駅―成田空港が約千円です。これなら成田が多少遠くても頑張ろうかなと思えます。
松山、桃園問題
台北の空港は2つあります。台北中心部にあるのは「松山空港」。西に40km離れているのは「桃園空港」です。まるで羽田、成田のような関係ですね。やはり松山はべらぼうに高く、桃園が安いです。台湾旅行を安くしようとすると「桃園空港」になります。桃園と台北の移動は、公共機関で1時間ほど。この話また後で掘り下げます。
出発時間問題
出発時刻に合わせて空港まで移動できるか否か。安いチケットは深夜、早朝が多いですからね。
今回で言えば、「自宅から成田」まで移動できるか否か。
例えば9:00成田出発なら、大丈夫でしょうか?(あなたは間に合いますか?)
9:00成田出発ということは、海外旅行の搭乗手続きは「2時間前~1時間前」が基本です。つまり、「7:00~8:00」に搭乗手続きを行う必要があります。
むむ。成田へはどうやって?安さ重視と時間帯から高速バスにしよう。京成バスだと、6:00発で成田第3ターミナルに7:15着が一番早い。が!ぼくの場合はそもそもキャスター持って東京駅のバス発車場所まで6:00前に集合することは無理だ!電車ないから。。ということで、9:00の便は諦めます。
お値段も重要なのですが、この出発時刻に合わせて空港に辿り着けるか、検証するのが結構面倒くさい。だって、安い航空券って、基本的に変な時間が多いですから。安くするって、大変。。(苦笑)
到着時間問題
向こうに着いた時にスムーズにホテル、町中に移動できるか否か。
今回で言えば、「台湾、桃園空港から、台北市内」に移動できるか否か。
こちらは少し安心してください。タクシーもありますし、台北行きのバスが24時間出ています。もし深夜時間に到着しても台北までは移動が可能です。逆に桃園空港早朝出発の場合も大丈夫そうですね。
良いものは早く売り切れちゃう問題
読んで字の如く。いいものはどんどん売れていきます。だから、アクションは早く動きましょう。タイミングが良かったり、運がいいと、掘り出し物に出会えます。掘り出し物がなかった場合は、朝早く起きる努力をするか、夜遅く行動するかなど、何かを代償にしないと「安さ」を得ることはできないですね。
●今回選んだ格安航空券
Denaトラベル経由で格安航空券を購入。
実際の航空会社はVanilla Air です。
Denaトラベルにしたのは、トラベルコちゃんのリサーチ結果から選びました。どの会社でもよかったのですが、てるみくらぶの事件もあり、より名が知れたところにしようと思ったのが理由ですね。
時間帯問題は日程をずらしたりしながら、、しつこく検索した結果、
往路 成田 昼出発
復路 桃園 昼出発
の奇跡のような格安航空券をゲットしました。執念と幸運のたまもの。良かった!
ホテルを探す
格安航空券を先に抑え、購入。ホテルの予約は後にしました。というのも、格安航空券はオタオタしていると、いいものは無くなってしまうから、またホテルは何とかなるものだからです。
ホテルについては、ホテルのグレード、内容に拘るか、拘らないかで大きくアクションが異なります。
ホテルもなるべく安く済ませたいからといっても、求めるレベルはピンキリですよね。
●今回のホテルの検索条件
ぼくの探した条件は
「台北中心街に近く、評判が良くて、なるべく安いホテル」
です。
さて具体的なマニアックなホテルの探し方をご紹介します。
マニアックな探し方、面倒くさいやり方
良いホテルに出会える確率はあがりますが時間がかかります。そこまで、こだわらない人は先に進んでください。
①Instagram、ブログで台湾旅行に良く人を探します
②”良さげな人”を見つけて、記事を読みます
③その人の友達(台湾関連)のサイトも見ます
④その中で、その人たちがよく使っているホテルを見つけます。理由も大抵書いてあるので、確認します。
そして、ようやく、候補を決定。
はいー!面倒くさい!
めっちゃ時間かかるー!
時間かかりますよ、これ。本当に。
でも、探している時間は無駄じゃないんですよね、写真や記事を見ていると、台湾の観光地や美味しい食べ物も見ることになるので、もう旅のリサーチの予習を同時にしているようなものなので楽しいのです。
ホテル検索サイトで調べる
候補を見つけている場合は、ピンポイントでプラン、価格を調べます。
普通に調べる場合は、よくランキングを利用します。ランキングを「お値段」と「評判」を見ながら、上から確認していって、ホテルを決めます。最後の決め手は「直感」です!
ホテル検索サイトは、海外旅行ではよくexpediaか、Booking.comを使います。どちらも検索してベターな方で予約します。(国内だと楽天、じゃらんを使います。)
●今回選んだホテル
ウェルカムホテル
選んだ理由は上記の面倒くさいやり方で探した時に台湾大好きのリピーターがおすすめしていたからです。リピーターが言うのです、「いつもここ使ってます。」と。
そして実際、台北駅に歩いていけて、利便性抜群だなと思ったのと、価格がリーズナブルだったため候補決定しました。口コミもいいでしょ?
台湾旅行を安く済ませる方法のまとめ
飛行機をどうするか
「ツアー」か「個人手配」のどちらにするかリサーチする。安さ、飛行機の時間などを確認する。
JTB・・・ツアー調査
トラベルコちゃん・・・個人手配(格安航空券)リサーチ
2017GWの場合は、格安航空券とホテルを自分で手配する個人手配の方が安くなるため、個人手配の方を掘り下げる。
調べる際には下記に注意する。
- 羽田、成田問題
- 松山、桃園問題
- 出発時間問題
- 到着時間問題
- いいものは早く売れちゃう問題
ホテルをどうするか
台湾リピータの「Instagram」「ブログ」からおすすめホテルを調べる
もしくは
ホテル予約サイトのランキングから、「お値段」と「評判」を見てホテルを決める
ホテルを決めたら、ホテル予約サイトから予約を行う
以上が台湾旅行の基本準備です。
お時間あれば、もう少しだけ続きます。
続き。WiFiの手配
飛行機とホテルを抑えると、大枠は大丈夫です。
あと事前に用意しておきたいものは、「ポケットWiFi」です。
台湾でスマホを使いたいんです。でないと、不安なんです!だって、海外だもの。
ですよね?
Wifi必須です。
<注意>
実は最近のスマホは海外ローミングが標準サービスでついていて、海外でもスマホが利用できますが。この費用がめちゃくちゃ高い!死ぬほど高いです。油断すると簡単に数万円いきますよ。なので、海外ローミングするのはやめて、ポケットWiFiをレンタルしましょう。
●今回選んだWiFi
台湾データのWifiです。なんと1日700円程度。激安。
選んだ理由は、内容と評判を見て「普通に台湾で不自由なく使えて、料金が安かったから。評判も悪くない。」ためです。
簡単に調べた結果、ちゃんと実績があって評判が良いところは、台湾データとイモトのWiFiと2つ候補にあがりましたが、どちらもキャンペーンをやっていて料金も変わりありませんでした。それで名前に「台湾」がついているので、なんとなくこちらにしたというのが正直なところ。笑。
続き。桃園空港と台北の移動を抑えておく
台湾旅行の費用を抑えようとすると、台湾での空港は「台湾国際桃園空港」になったかと思います。桃園空港から「台北」に移動する必要があります。距離感は公共機関で約1時間くらいほど。
選択肢は
・MRT(電車) *2017年3月より直通運転開始!
・高速バス
MRT(電車)
営業時間:6時台~23時台
運行間隔:15分
料金:160元(1元3.5円だと、約560円)
所要時間:普通車で約45分、直通で35分
高速バス
「国光客運-国光号」桃園空港~台北駅
営業時間:24H
運行間隔:15-20分
料金:125元 (1元3.5円だと、約440円)
所要時間:約1時間
深夜早朝の到着または出発だと、24時間営業の高速バスを利用することになりますね。
日中であれば、所要時間重視ならMRT。お値段重視なら高速バスですね。
●今回選んだ桃園空港からの移動手段
ぼくは「MRT」を利用予定です。
予約は特にしていません。
理由は、「定時運行」していて、バスよりも「揺れも少ない」MRTのほうが、快適かなと思いまして。お値段の差もバスと比べてないですしね。
続き。成田空港への移動を抑えておく
費用を抑えようとすると、関東での空港は「成田空港」になったかと思います。成田空港へは東京駅から成田まで約千円の高速バスが出ています。出発駅はいくつかあるので、「自分の最寄り駅はどこか」「時刻表」と合わせて確認して、事前予約しておきましょう。
成田空港へのバスでのアクセス
上から辿ってもいいのですが、ぼくは全部を見たい派なので、ページの一番下にある「問い合わせ」のバス会社の一覧から、一つずつサイトを調べました。
●今回選んだ成田空港への移動手段
ぼくは大崎駅が都合良かったので、WILLER EXPRESSを選びました。便数が少ないため早めの予約がベターです。予約済み。
*復路の予約は、時間指定できなかったため、大崎行きは便数も少なく東京駅行きのバスで予約しようか検討中です。
まとめ
ここまで準備できれば、あとはもう、お楽しみの「美味しい食べ物」「素敵な観光地」リサーチですよね。楽しんでいきましょうー!
さて最後は旅の準備チェックリストです。
□飛行機を予約する
□ホテルを予約する
□成田空港までの移動手段を予約する
(桃園空港での移動は大丈夫そうなので省略)
□WiFiを予約する
では、よい旅を。
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