大学生になって初めてクレジットカードを持つ人も多いと思います。
クレジットカード。
普通に知っているけど、クレジットカードの仕組みまで知らないかも。基本的なところから、クレジットカード選びのコツとおすすめについて記事にしました。
それではいきましょう。
最初に結論
入会金、年会費がとにかく無料なクレジットカードを選びましょう。
それさえ守れば、クレジットカードによっていろいろな特徴はありますが選び間違っても、損はしませんし、問題ないと思います。
*年会費無料は初年度のみとなっているカードもあるのでよく確認しましょう。
どれでも良いので、あとは利用シーンに合ったものや、好みで選んでよいと思います。
大学生のクレジットカードについて考える
そもそもクレジットカードは必要?
クレジットカードがあると様々な場面で、”支払いが楽” になります。
またクレジットカードがあることで、様々な買い物やサービスを受けることができます。
- AppStore/Google Playストアで有料アプリが買うことができる
- LINEスタンプを買うことができる
- メルカリを利用することができる
- 楽天市場/Amazonでお買い物をすることができる
いろいろありますね。クレジットカードライフ、わくわくしますね。
そもそもクレジットカードとは?
クレジット=CREDIT=信用
お店でクレジットカードで支払いをすると、実際にはお金を払ってないのに支払を完了にすることができます。お金を払ってないのに商品、サービスを受けられる。日本古来からある”つけ”に似ていますね。実際にはお店にはクレジットカード会社から後でお金を支払いうことが約束されているから成り立っています。”信用”の上に成り立つ仕組みです。
クレジットカードの仕組みとは?
お買い物の時は、”つけ”として商品を受け取り。お店にはクレジットカード会社から後でお金を支払います。クレジットカード会社には利用者が後でお金を支払います。
クレジットカード会社はお店から手数料を取り、利用者からは年会費やリボ払い等の時に手数料を取るビジネスです。
クレジットカードを作る際に必要なもの
- 銀行引き落とし口座・・・クレジットカード会社への支払いは、銀行口座引き落としになるため、事前に銀行口座を開設しておく必要があります。銀行口座はどの銀行でも問題ありません。
- 銀行の届け出印
- 本人確認書類・・・運転免許証、マイナンバーカードなど。詳しくは各クレジットカード会社のサイトにて確認しましょう。
クレジットカードが使えないお店がある
お店側からするとクレジットカードを使うとクレジットカード会社に支払う手数料分安くなってしまいます。またクレジットカードを読み取る機械も導入しなければならないため、小売店など規模が小さいお店はクレジットカード利用不可なところが多いです。
電気屋さんでクレジットカード払いの時にポイントつかないのは、手数料負担をしている上にポイント付与すると割に合わないからですね。クレジットカードという便利なサービスを利用できているのは、お店側が手数料を負担してくれているという話ですね。
国際ブランドとは?
もう少し勉強しましょう。
クレジットカードには「VISA」と「JCB」のマークがついていますよね?
それらは実際に決済を行っているのは国際ブランドと言われる会社です。有名なところで、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、銀聯があります。
クレジットカード会社は決済システムを利用してクレジットカードの発行、管理を行っています。役割分担しているわけですね。
大学生のクレジットカードとは?
クレジットカードとは”信用”を元にした仕組みです。誰でもクレジットカードを発行、利用できてしまったら簡単に悪用できてしまうため、クレジットカードの発行には与信審査があります。
与信審査とはクレジットカードを使った分の支払いをちゃんと返済できる能力があるか、審査するものです。借金している人はクレジットカード作れません。
大学生は働いておらず収入がないため、一般的な会社員と比べて審査に通りづらいです。
収入がない=お金がない。審査に通りづらい、というのが大学生のクレジットカードにおける特徴だと考えます。
審査に通りやすいカードの”噂”はありますが、それを保証するものではありません。あるクレジットカード会社では審査に通らなくても、別のクレジットカードだと審査に通る場合もあります。諦めずに申し込んでみましょう。
大学生のクレジットカード選びのコツ
年会費が永年無料なカード
まずはとにもかくにも入会金、年会費無料なクレジットカードを選びましょう。
年会費無料なクレジットカードはたくさんあります。年会費無料なカードがたくさんあるのに、年会費を払うカードを選ぶ理由がありません。年会費無料になる理由は上述した、お店側が手数料を支払っているため、ビジネスとして成立するわけですね。
初年度年会費無料にしても次年度から年会費を取るクレジットカードが多いので、申込時にはよく確認しましょう。
与信審査の通りやすい(学生や主婦が作りやすい)カード
当たり前ですがクレジットカードは利用した分、後から必ず支払わなければなりません。そのため一般的に無職では支払う能力は無いとみなされて、クレジットカードは作れません。学生や主婦も支払い能力は低いとみなされますが、与信審査の通りやすい会社では与信審査が通ることも多いです。
学生はバイト収入もさることながら、支払いが滞っても、最終的に両親がいます。主婦は支払いが滞っても、最終的に夫がいます。支払を肩代わりしてくれる人が見込めるため、収入がなくてもカード発行されることがあります。
大学生向けクレジットカード
年会費が永年無料なため、特に損をすることはありません。
利用シーンや特徴など、好みによって申込ましょう。
後半の後半にクレジットカードを使う上での注意事項も纏めています。お時間あれば一読ください。
Booking.comカード
Booking.com 、知ってますか?世界最大のホテルの予約サイトです。
なのでこのカードは、よく海外旅行に行く人におすすめ。
特徴1.ポイント還元率は1%+Booking.com宿泊で5%還元!
特徴2.Genius会員にアップグレード!
特徴3.旅行保険がついている!(最高2500万円)
Genius会員とはBooking.comの上位会員で、対象施設の宿泊費が10%OFFになったり、対象施設の無料空港シャトルバス、ウェルカムドリンク、優先レイトチェックアウトなどのサービスが受けられるようになります。
◆公式サイト
Booking.comカード
エポスカード
竹野内豊さんがCMしているエポスカードです。
クレジットカードのデザインを好きなデザインを選びたい人におすすめ!なんとデザインを1種類しかないところもあるなか、エポスカードのデザインは約70種類あります! デザインのテイストも幅広く動物やかわいい系から、アート的なものまでたくさんあります。
特徴1.デザインが滅茶苦茶ある
特徴2.10,000店舗以上でお得な優待を受けられる
特徴3.海外旅行傷害保険つき
ポイント還元率は0.5%ですが、ポイントアップサイトのたまるマーケット経由でお買い物すれば、ポイントが2~30倍!になります。Amazonや楽天市場も、このたまるマーケット経由でお買い物ができます。
◆公式サイト
エポスカード
イオンカード
イオンが発行するクレジットカードです。イオンでよくお買い物する人におすすめです。
特徴1.ディズニーデザインのカードがある!
特徴2.WAONカードと一体型がある(2枚持たなくていい)
特徴3.イオンで使うとポイント2倍
ディズニーは版権管理が厳しく、デザインとして使われることは珍しいです。イオンカードはディズニーデザインがあります。国際ブランドは「JCB」の1種類になります。(2017年11月現在。記事を読むタイミングでディズニーとの提携が終了していたら申し訳ありません。)
通常のポイント還元率は0.5%です。200円使用で1%。全国のイオン、ダイエー、マックスバリュなどの対象店舗で利用するとポイント2倍、200円で2%。またポイントサイト「ときめきポイントTOWN」経由でお買い物すると最大21倍!!対象のショッピングサイトは約450。
◆公式サイト
イオンカード(WAON一体型)
マイメロディカード
アピタ、ピアゴやサークルKサンクス系列のUCSのカードです。
マイメロディ好き、アピタ、ピアゴでよく買い物する人、近くに宇佐美直営のガソリンスタンドがある人におすすめです。
特徴1.マイメロデザインのカードがある!
特徴2.アピタ、ピアゴのお買い物が超お得
特徴3.宇佐美直営ガソリンスタンドで2円/L引き!
マイメロデザインのカードがあります。通常、キャラクターデザインのカードは年会費がかかることが多いですが、年会費無料です。また貯まったポイントをオリジナルグッズと交換可能です。マイメロ好きなら、決まりですね。
アピタ、ピアゴでのお買い物は断然お得です。下記は一例で、他にも割引がたくさんあります。
アピタ・・・毎月19、20日は5%割引。
ピアゴ・・・毎週金曜日は5%割引。
◆公式サイト
マイメロディカード
まとめ
入会金、年会費無料なクレジットカードを基本に選びましょう。
それぞれ特徴がありますが、全てに優れているカードはありません。自分の好みや、よく利用するお店などからクレジットカードを選びましょう。どれにするか悩んで時間を使うより、クレジットカードをさくっと作って、楽しいクレジットカードライフをスタートさせましょう。
◆入会金、年会費無料なカード一覧
クレジットカードの申込はよくお得なキャンペーンをやっています。公式サイトを確認してみてください。
補足、クレジットカードいろいろなQ&A
クレジットカードを持った後の方が重要です。どういう使い方をするかの方が大切です。以降はクレジットカードを使うにあたって、いろいろなQ&Aや、コツについて補足します。
1枚目の国際ブランドはどこがおすすめですか?
主要な国際ブランドはVISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、銀聯(ぎんれん)あります。日本で使うにはVISA、Mastercard、JCBの3つのどれでも問題ないでしょう。
どれが1つ選ぶとするならば、「VISA」です。VISAは日本国内においても、世界においてもNo1シェアであり、大概のお店で使用することができます。
クレジットカードは何枚持てばよいですか?
何枚持っても制限はありません。年会費無料であれば損もしませんが、メイン用に1枚、サブ用に1枚の2枚あれば十分です。
1枚ではなく2枚持つ理由は海外旅行などに行った際に、1枚のクレジットカードが使用不可の場合、2枚目を持っていると助かることがあるためです。その観点で言えば、海外に行かない日常では2枚も必要ありませんね。
2枚目のクレジットカードの選び方にポイントはありますか?
あります。1枚目とは異なる国際ブランドにしましょう。
国際ブランドは主要なもので、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、銀聯(ぎんれん)があります。
1枚目がVISAなら、2枚目はJCBのように別の国際ブランドにしましょう。特におすすめはVISA、Mastercard、JCBの3つです。大概のお店で使用することができます。
*中国に行かれる方は銀聯のクレジットカードはマストアイテムです。
リボ払いがおすすめと聞いたのですが、リボ払いとは何ですか?
まずリボ払いはおすすめではありません。学生なら絶対に「一括払い」にしましょう。一括払いでは利用者の手数料は0円ですが、リボ払いの実質年率は15%だったりします。(ひえぇーーーーーー!!!)無駄な手数料を取られるだけです。
リボ払いとは毎月の支払額を一定にすることで利用者の支払い計画を立てやすくするものです。しかしその利便性の対価として、ものすごい高い手数料を取られるため、おすすめしません。
海外に行っても日本のクレジットカードは使えますか?
使えます。日本のクレジットカード会社のクレジットカードでも、決済を行う国際ブランドが海外、グローバル対応をしているため、問題なく使用できます。
クレジットカードを利用する際の注意点はありますか?
あります。
その時に現金を持たなくても買い物ができてしまうクレジットカードは、買い物のし過ぎで、いわゆるクレジットカード破産をする可能性があります。クレジットカードの支払いに追われ、最終的には支払いをするためにお金を借りるようになれば末期です。気を付けましょう。
- 身の丈に合った買い物をすること …常に現金で支払う気持ちでクレジットカードを使いましょう。クレジットカードは魔法のアイテムではありません。
- 支払いは常に「一括払い」にすること …分割払いやリボ払いは、本来支払う必要のなかった手数料を無駄に払うことになります。「お支払いは?」と聞かれたら、常に「一括払いでお願いします。」と答えましょう。
- 支払い期限、未納しないように銀行口座の残金に注意すること …口座引き落としができないとクレジットカード会社からは「事故」とみなされ、記録されます。怖いことにこの「事故情報」はどのクレジットカード会社も共有されていて照会することができます。つまり事故が多く、信用力が低下すると、どこの会社のクレジットカードも作れず、使用することができなくなってしまいます。
以上です。
クレジットカードはとても便利ですが、0からお金を作るカードではありません。あくまで”未来の自分からお金を借りる”ようなものです。しっかりと身の丈にあった買い物を心がけ、楽しいクレジットカードライフを過ごしましょう!
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