こんにちは。今回は「治験」についてです。
治験は、治験バイト、治験モニター、治験ボランティアとも呼ばれます。治験バイトは「お金稼ぎ」「副業」としてアリなのか?を考えてみた結果を記事にしました。
そもそも治験バイトは副業として良いものなのでしょうか?
副業の選択肢になりえるのでしょうか?
治験について纏めた別記事
治験はかなり特殊なので、そもそも治験について別記事に纏めています。「治験って、、、やっぱり危ないんでしょ?」という不安についても、こちらのほうの記事に纏めています。
治験はボランティア?
治験バイトと呼ばれることもありますが、治験はバイトではありません。治験は新しい薬の臨床試験(治験)にボランティアです。
え!ボランティアなの?お金もらえないの?
いえ!お金はもらえるんです。報酬もらえるんです。
報酬とは、ボランティア協力して頂く際に移動や拘束時間に対する「負担を軽減するための費用」、つまり「負担軽減費」として支払われます。そのため、正確には治験バイトとは言わず、治験モニター、治験ボランティアと呼ばれています。
わかりやすくいえば、有償ボランティアと同じ感覚ですね。
治験の報酬はどれくらい?
治験の内容、通院/入院、回数/期間などによってその金額は様々です。一つの目安としては
パッチテストの治験。3日3回の通院で5000円から7000円程度
美容品の治験。4週間3回の通院で15,000円程度
医薬の治験。7泊8日の入院で30万円程度
おおおー!!
結構高額じゃないですか。
パッチテストは基本ただパッチを貼るだけです。治験の中で簡単な部類で報酬額もそこまで大きくありません。(でも普通より高額!)
入院のように拘束時間が長くなる場合は高額になります。入院といっても、食事制限などはありますが、自由時間が多く、ゲームや読書などをして過ごすことができます。サラリーマンで入院は難しいですが、学生は長期休暇を利用して友人とみんなで治験入院をするのはアリではないでしょうか。
ただ業界として負担軽減費を事前に明示することは避けられています。上記はあくまでも参考程度として捉えてください。
高額報酬以外の価値を考える
治験はいわゆるバイトと異なり、非常に特殊な性質を持っています。治験を行う意義、得ることのできる価値は報酬だけではありません。
それは2つ。
1.最新の治療を受けることができる
フェーズ1(健康な方向け)の場合は関係ありませんが、フェーズ2、フェーズ3の場合は、最新の治療を受けることができるメリットがあります。そして費用がかからないどころか、報酬(負担軽減費)を得て、最新の治療を受けることができます。今まで治らなかった、効かなかった症状が治る可能性があります。
フェーズについては別記事で纏めまています。お時間があればご覧ください。
※冒頭でご紹介した記事と同じです。
2.社会貢献をすることができる
治験とは、新しい薬を世の中に送り出すために、国の認可を得るために必要なアクションです。国の認可を得られていないために、治るはずの治療、薬を得られない方も大勢います。治験に協力することは、そういった薬をより早く世の中に送り出すための直接的な社会貢献活動といえるでしょう。
ここで簡単に纏めます。
治験バイトについて、考えてみた結果。
- 高額報酬を頂いて、
- 最新の治療を受けられて、
- 社会貢献できる。
これはまさしく「一石三鳥」!
というのが結論です!
効用を整理したところで、もう少し具体的な内容を掘り下げていきます。
治験の具体的な内容って?
治験はいつも同じ内容を募集しているとは限りません。実施する医療機関やその時の治験内容によって様々です。
募集例をご紹介します。
・健康な方
・糖尿病の方
・高血圧の方
・メタボ気味な方
・薄毛の方
・尿酸値が高い方
・花粉症の方
などなど。
健康な方はより広く募集をしており、内容も軽いものが多いです。
より実際の病状に即した治験のほうが、募集数が少なく、より高額になります。
自分の悩みと合致しているものがあれば、真剣に検討してよいかと思います。
詳しくは治験募集の案内をご確認ください。
治験募集はどこで探せばよい?
- 治験情報サイト(仲介サイト)
- 医療機関
方法論として主に2つありますが、より広く多くの情報を収集できる点で、
治験情報サイトに登録して募集情報を確認することがおすすめです。
様々なサイトがありますが、最終的には治験情報サイトの良しあしよりも、治験内容そのものが重要です。
つまり平たく言えば、「運」と「こまめな情報収集」が重要なのですが、そもそも募集エリアが外れていると、無駄な会員登録になってしまうので、まず対象エリアを確認しましょう。
①お住まいのエリアが対象内かどうか
また
②会員登録が無料かどうか
会員登録が有料なサイトもありますが、まずは無料なサイトで登録することをおすすめします。高額報酬なため、払った会員費は回収できるとは思いますが、万が一気が変わった、自分に合ったものが無かったでは、無駄な出費となってしまいますから。
会員登録無料のサイトを紹介します。もっとお住まいの近くを対象としたサイトはあると思いますので、探してみてください。
関東エリア
山梨県
関西エリア
福岡
佐賀県
まとめ
治験はバイトではないが、負担軽減費という形で高額な報酬が手に入る。
海外の最新治療や新しい薬など、最新の治療を受けることができる。
新しい薬、治療を世の中に送り出すために必須な社会貢献活動である。
ひとことで纏めると、
治験は一石三鳥!
治験関連リンクはこちらから
1.そもそも治験、治験バイトとは?
・本業収入以外に20万円の収入。確定申告は?
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