お金が貯まる基本的な考え方はこちらで述べています。まだ見てない場合はご覧ください。
それを踏まえて、お金を貯める具体的な方法が一つあります。
それも、本当に誰でも、すぐにできるものです。
その方法とは「先取り貯金」
それは
月々の収入から、最初に貯金分のお金を取ってしまうこと
お金が余ったら貯金をする、のではなく
先にお金を移動させて貯金をして、残ったお金で生活する。
これだけで本当に貯金ができます。
いろいろ世の中にやり方がありますがお金を貯める奥義は、この「先取り貯金」だけあれば十分です。
もし先取り貯金をやってない場合は騙されたと思って、まず取り組んでみてください。
先取り貯金について掘り下げる
どのように先取り貯金を実現すればよいでしょうか。
掘り下げて考えてみましょう。
ポイントは、２点です。
「長く続けられること」
「引き出しにくいこと」
長く続けるには、「自動化」が最適です。手動で行う場合は、お金の有難さがわかるメリットもありますが長続きしない可能性が高いです。面倒臭くなったり、忘れたりしてしまいます。自動化。これが「長く続けられる」ためのポイントです。
次に、出しにくいこと。これは一長一短ありますが、お金を引き出しにくいことは貯金をするためには強力なポイントとなります。使いたくてもおろせない。これは貯まりやすいです。ただ本当に困ることもあるため、自分のケースを考えて、どうするかは検討してもよいですね。
先取り貯金を実行する
では具体的な方法を考えてみましょう。
- 財形貯蓄を利用する（給与天引き）
- 給与の複数口座振込を利用する（給与天引き）
- 積立定期預金を利用する
- 定額自動振込を利用する
１．財形貯蓄を利用する
可能であれば、これが一番です。
給与天引きであるため、自動化できています。
一般財形、住宅財形、年金財形どれにしても、お金は引き出しにくいです。
さらに会社によっては「財形貯蓄の奨励金」があります。
もし会社で財形貯蓄を扱っているのならば、早速申し込みましょう。
２．給与の複数口座振込を利用する
給与天引きは自動化できています。
会社によっては給与口座を複数選べる会社があります。会社の手続きをすればよいので、銀行手続きをするよりも手間がかからず、振込手数料などのコストもかかりません。
お金は引き出しやすいですが、会社で対応している場合は是非利用を検討してみましょう。
３．積立定期預金を利用する
会社員ではない。財形も給与口座も利用できない場合は、どうすることもできないのしょうか？
そんなことはありません。方法は２つ。積立定期預金を利用するか、定額自動振込を利用するかの選択しがあります。
積立定期預金はほとんどの金融機関で取り扱いを行っています。
例えば、メガバンクだと下記の積立定期預金があります。
積立定期預金は少しお金を引き出しにくくなります。貯金はしやすいですが、その点は留意してください。
４．定額自動振込を利用する
会社員ではない。自分の貯金口座の銀行では積立定期預金をやっていない人。銀行には手続きしにいく時間がない。またはお金は引き出しやすい方が良い。
そんな人には、定額自動振込がおすすめです。
定額自動振込機能は全ての銀行にはないですが、大手の銀行だと具備していることが多いです。振込手数料がかかってしまいますが、強制的に貯金する手数料だと思えば高くないと考えます。
徹底的に手数料コストに拘るのであれば、手数料がかからない銀行もあります。
住信ＳＢＩネット銀行では条件をクリアすれば振込手数料が無料になります。
「定額自動振込サービス」に「振込手数料が１回だけ無料」を組み合わせれば、お金をかけずにどの銀行のどの口座にも積立することが可能になります。
どれくらいの金額を毎月貯金すればよいか
貯金額に決まりはありません。いくらでもよいです。
一般的には10%～20%ということが多いです。
はい、今まで先取り貯金をしていなかったあなた。決められないあなた。
決めました。
２０％でいきましょう
手取り収入の２０％を先取り貯金してしまいましょう
10万円だと2万円！ １年で２４万円
20万円だと4万円！ １年で４８万円
30万円だと6万円！ １年で７２万円
40万円だと8万円！ １年で９６万円
まずはやってみて残ったお金で生活してみましょう。最初は苦しいかと思います。それはそうです、元々は使っていたお金ですから。そして、お金を貯めることは楽ではありません。ここは頑張ってみましょう。
それでもきつすぎるなと思えば、貯金額を下げればよいのです。
そして頑張って先取り貯金を続けていくと、、、そのうち、先取り貯金をしていることを忘れます。これがこの方法の最大のポイントです。自動化しているため、その存在を忘れてしまいます。人の記憶や生活習慣って割と曖昧でそんなものです。１年後、ふと貯金口座を確認すると、あら不思議！
「すんごい貯まっている！！！いつの間に。きゃー！」
と、嬉しいセルフサプライズ体験をすることができます。
是非、早速実行してみてください。
では、今日もよい１日をお過ごしください
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